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アカデミー賞のサム・スミス、LGBTへエールを送るも、ある大物に怒られる

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サム&ダスティン

*サム・スミス(左)/ダスティン・ランス・ブラック(右)

 

2月28日、2016年度アカデミー賞授賞式で、歌曲賞を獲得したサム・スミス。

受賞スピーチでLGBTコミュニティへエールを送ったサムだったが、なんとある大物に怒られたのだ!

 

サムは受賞スピーチにて、「イアン・マッケランの書いた記事を数か月前に読んだんだ。彼はその中でオープンリーゲイがオスカーを獲得したことが無いって話してたよ」「僕はこの賞を世界中のLGBTコミュニティのために捧げたい。僕は今夜、誇りあるゲイの1人としてここに立ち、いつか僕たちが平等な立場になれることを祈っているよ」と力強いメッセージを述べた。

 

しかし、これを知ったオープンリーゲイの脚本家ダスティン・ランス・ブラック(41)が、Twitterにこう書き込んだのだ。

「おいおい、サム。僕のことを知らないにしても、僕のフィアンセ(トム・デーリー)にアプローチ(メール)するのは止めなよ」とツイート。

 

ダスティン・ランス・ブラックは、映画「ミルク(2009)」で、アカデミー賞脚本賞を受賞しており、オープンリーゲイでオスカー受賞者なのだ。

サムが引用したイアン・マッケランの発言は、あくまでも「男優/女優」にゲイがオスカーを獲得したことがないことに苦言を呈したもの。これを、サムは誤解してスピーチしてしまったのだ。

 

その後、サムは「僕はゲイとして何番目の受賞なのかを言いたかったワケじゃないよ」「LGBTコミュニティをサポートしたかっただけ」と発言している。

 

ちなみに、ダスティン・ランス・ブラックは同性婚したパートナー、トム・デーリーがサムと仲良しらしく、少々皮肉を込めた言い方になったのかもしれない。

 


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