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トルコ・イスタンブールのゲイフレンドリーカフェ「パランテズ」

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トルコ最大の都市「イスタンブール」に行ってきました、がぅちゃんです。イスタンブールの新宿「ベイオール/Beyoğlu」より、ゲイフレンドリーカフェ「パランテズ」を紹介します。現地の名物グルメや世界遺産なども紹介しています。トルコの概要トルコの国土は、アジア大陸とヨーロッパ大陸の両方にまたがっています。トルコは一般的に「アジア最果ての国」と考えられており、ヨーロッパではありません。通貨はユーロではなくトルコリラです。国土の最西端の「ババ岬」 がアジアの最西端と言われています。トルコ国旗。@イスタンブール・ベイオールトルコは、北で黒海、南で地中海に面しています。国土の西側(ヨーロッパ側)ではギリシャやブルガリアと国境を接しており、東側(アジア側)ではシリアやイラクと国境を接しています。そんなトルコの食文化は、ギリシャや中東の料理に似ています。 トルコの定番料理「ケバブ」。(Fistikli Kebapという種類)@ハムディ/イスタンブール中東料理のフムス (ひよこ豆のペースト)も人気。@ハムディ/イスタンブールレストラン「ハムディ/Hamdi Restaurant Şişli」の様子。トルコ最大の都市「イスタンブール」アジアとヨーロッパの接点となる部分に位置するイスタンブール。人口は約1400万人と東京都を上回っており、ヨーロッパ大陸では最大の都市です。「ボスポラス海峡」を挟んで西側がヨーロッパ側、東がアジア側と呼ばれています。ちなみに首都はアンカラです。アジアとヨーロッパの間にある「ボスポラス海峡」。(位置的にはイスタンブールの中心)ボスポラス海峡からの眺め。イスタンブールの観光名所アヤソフィア/Ayasofyaトルコを代表する建築物であり、世界的に有名な世界遺産の一つです。4世紀に東ローマ帝国によってキリスト教の大聖堂として建築され、15世紀にオスマン帝国にモスクに改造され、現在は世俗化されて博物館となっています。トルコの歴史を凝縮したような場所です。キリスト教とイスラム教の要素が共存している。2階からの眺めも良い。グランドバザール/Grand Bazaar世界最古かつ最大級の市場として知られ、「カパルチャルシュ/Kapalıçarşı」と呼ばれています。ショッピングモール(のような空間)として世界で初めて機能した場所とも言われています。約3万平方メートルの敷地内に、約4000店舗が入っているそうです。敷地内のとある地下に、塩ふりおじさん*が運営するレストラン「ヌスレット」がある。「塩ふりおじさん」の蝋人形。お店のエントランスに展示されている。エミノニュ広場/Eminönü Square(のサバサンド)イスタンブールのランドマーク「ガラタ橋」を南に渡ったところにある広場です。「サバサンド」という有名なB級グルメがあるのですが、その屋台船が並ぶ独特の景観で知られています。えらいもんで、広場全体にサバの匂いが漂っていました。 サバサンドの屋台船「Derya Balık Ekmek」。屋台船の前に売店がある。船は調理場なので、客は乗れない。船上で延々と焼かれる大量のサバ。サバサンド。216円(12トルコリラ)空では常にカモメが群がっていた。トルコのLGBT事情トルコの国民は9割以上がイスラム教徒ですが、国家運営の方針は世俗主義です(日本と同じ)。独自の「政教分離原則/ライクリッキ」に基づいて機能しています。つまり、トルコで同性愛は犯罪ではありません。しかしながら、ゲイフレンドリーでも決してありません。2003年にイスタンブールでレインボープライドが初開催され、その後も何度か開催されたものの、2019年までの5年間、開催は禁止されていました。禁止された都度、パレードを強行した人たちと警察が衝突しています。 イスタンブールプライドの様子。トルコはゲイフレンドリーとは言えませんが、イスタンブールは東京に匹敵する人口を有するので、ゲイの娯楽は充分に発展しています。しかしやはり、ゲイであることを隠すような雰囲気はあるようです。なんとなくですが、日本のゲイシーンに似た空気を感じました。ベイオールのゲイバー「Rocinante」の、異性装のパフォーマー(写真撮影OK)。お店に続く階段は、秘密めていた。日本のゲイサウナの「会員専用」の札みたいな感じ。路地裏のゲイフレンドリーバー「パランテズ」「パランテズ/Parantez」は、イスタンブールの新宿のようなエリア「ベイオール/Beyoğlu」にあります。エリア内にはイスタンブールで最も有名な通り「イスティクラル通り/İstiklal Caddesi」があり、そこから路地に入ったところにパランテズがあります。イスティクラル通り。縁日のような活気が1.4km続く。(大阪の心斎橋筋商店街みたい)路地というか抜け道というか、こういう道がいっぱいある。路地の角を曲がると急展開していたパランテズ。きゅうくつ。そこを原付が通ったりする。見上げると完全に住宅街(というかマンション)だった。生活感が強い。パランテズの外観パランテズは健全で洒落たイマドキのカフェといった様子。品が良さそうな(コニーチワ! とか出会い頭で怒鳴ってこなさそうな)客が大多数な印象。中東みが強いトルコではなく、ヨーロッパの都会のカフェを彷彿とさせます(いちおう大陸はヨーロッパ側)。パランテズ(のテラス席)。レインボーフラッグが掲げられている。イスタンブールのパブリックスペースでレインボーフラッグを見たのは(私が気付けた限りでは)このお店が初めてでした。ゲイフレンドリーを「あえて表明している」という前進的な意思を感じました。パランテズのメニューメニューは写真付きなので理解しやすいです。表記はトルコ語ですが、ラテン文字なので、かろうじて意味を掬(すく)えます。これがアラビア語とかならお手上げだったのですが、言語改革でラテン文字になったトルコの語(の歴史)に、どうやら私は救われました。米国のチェーンレストラン「ハードロックカフェ」のメニューに似ている。白ワイン。グラス1杯・378円/12トルコリラ。水。瓶一本・54円/3トルコリラ。そもそも物価が安いことで知られるトルコですが、このお店ではサイゼリヤくらいの金銭感覚で飲めました。うれしすぎる。(なぜなら私が暮らすイスラエルはトルコの近所なのにワイン一杯1000円ほど。雰囲気とクオリティはほぼ同じなのに!)。トルコはまりそう……お店の前には、イケてる流しのポップコーン売りがいた。Parantez店舗情報がぅちゃんの他の記事はこちら >> 

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