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欧州のゲイバカンス最有力候補地!スペイン・グランカナリア島の「マスパロマス」

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ヨーロッパのゲイたちの間でやたらと人気の、カナリア諸島・グランカナリア島のマスパロマス。ゲイヌードビーチ、ゲイ向けショッピングセンター、ゲイ専用ホテルなど、人気の理由となっている有名ゲイスポットを紹介します!グランカナリア島のマスパロマスの概要グランカナリア島はスペインのカナリア諸島のひとつ。日本人にとってのハワイのホノルルのような、ヨーロッパではバカンスのイメージが強いリゾートタウンです。そんなグランカナリア島の、マスパロマスというエリアがゲイツーリズムの人気スポットとして有名です。町はホテルが多い。それでは早速、ゲイスポットを紹介していきましょう。  島のゲイ娯楽が一挙に集う「ヤンボセンター」もうここに全てがあると言っていいかもしれません。グランカナリア島で最大のショッピングセンターとしても知られているヤンボセンター(Yumbo Centrum)。ヨーロッパのゲイたちが「グランカナリア島に行く」は「ヤンボセンターに行く」を、ほぼ意味します。ヤンボセンターのエントランス。ショッピングセンターというよりも、もはやゲイの娯楽施設が集結した団地を有するゲイタウン。約2万平方メートルの敷地内に、様々なジャンルの施設が約200軒ほどあります。レストランや薬局といった商店を除き、バーやカフェのほとんどがゲイ向けの施設です。敷地内を囲むように建物が並ぶ。広くて複雑なつくりなので迷う人も多い。建物には様々な店舗がぎっしり。ゲイ向け個人マッサージのポスターなども堂々と展示されている。ゲイバーが並ぶ通りは、夜22時ごろからにぎわう。ゲイバーは多様で、幅広いジャンルと客層をカバーしています。ベア系、レザー系、年配向け、若者向け、ドラァグクイーンショー、クルージングバーetc。さらには、ゲイクラブやゲイサウナもあります。ドラァグクイーンショー。ゴーゴーダンサーがいるバー。クルージングバー。クマ系ゲイバー。「Bärenhöhle」はドイツ語で「熊の家」のような意味。いちおうグランカナリア島は、セクシュアリティにかかわらずの人気観光地です。ヤンボセンターは島で最大の娯楽施設なので、 ゲイ以外の客も訪れます。しかしやはりゲイスポットやゲイの観光客のプレゼンスが圧倒的に高いので、ゲイタウンのようになっています。夜中のヤンボセンター。ヤンボセンターについての率直な感想を言うならば「夜は毎日がレインボープライド」といった様子。ゲイだけが住む町と錯覚できるような空間で、これが日常という意味で、世界的にもかなり珍しい場所だと思います。Yumbo Centrum住所:Av. Estados Unidos, 54, 35100 Maspalomas, Las Palmas, スペイン(Googleマップ)店舗情報日中はほぼ満員のゲイヌードビーチ円形の島であるマスパロマスの南側にはヌードビーチがあり、その一角がゲイヌードビーチとなっています。ここに「Beach Kiosk No 7」という小さな名物バーがあり、いちおう地図上ではゲイバーということになっています。「Beach Kiosk No 7」ではお酒も飲める。レインボーフラッグが目印。ゲイヌードビーチにはパラソルやビーチチェアが整理されているのですが、お昼過ぎくらいにはすでに席が埋まってしまうほど人気です。日中、ここでくつろぎたいのであれば、朝に行って場所を確保するほうがよさげです。ゲイヌードビーチの様子。奥にあるのが「Beach Kiosk No 7」。Beach Kiosk No 7(Googleマップ)店舗情報ゲイヌードビーチ(Beach Kiosk No 7)へのアクセス方法2つ「Beach Kiosk No 7」への一般的なアクセス方法は、砂丘から入るかビーチから入るかです。どちらを選んでも10分程は歩く必要があるので、簡単に紹介しておきます。ヌーディストゾーンの看板。「FKK/エフカーカー」はドイツ語でヌーディズムを意味する。1.マスパロマス砂丘から入るパターンマスパロマスの町の最南端に「Centro de información Las Dunas de Maspalomas」というホテルがあり、ここから自然保護区のマスパロマス砂丘(Natural Dune Reserve of Maspalomas)に入れます。そのまま南下するとビーチです。マスパロマス砂丘はグランカナリア島の名所なので、ここを歩くこと自体がちょっとしたアクティビティです。 ホテル「Centro de información Las Dunas de Maspalomas」の外観。建物の中央の門のような部分から進んでいく。門を進むとこの場所にでる。奥に見えるのがマスパロマス砂丘。あとはひたすら南に進む。マスパロマス砂丘を進むと茂みのエリアがあり、ここを越えるとゲイヌードビーチです。ちなみにこの茂み一帯はヌーディストが集うハッテン場で、日中の最大級のハッテンスポットとして知られています(見学は自己責任で)。昼は健全ですが、日没後は治安が悪いそうなので、夜は立ち寄るべきではないです。このような茂みを歩く。すでにヌードでビーチを目指す人もいる。休憩するヌーディスト。茂みをこえるとビーチはすぐそこ。ビーチに出たらあとは東へ向かうだけ。Natural Dune Reserve of Maspalomas(Googleマップ)2.ビーチから入るパターンマスパロマス灯台(Faro de Maspalomas)付近からビーチが始まっているのですが、そこから入って東に進めば、いずれ着きます。なお、マスパロマス灯台の周辺は一般観光客も多く集まるスポットで、タクシーも待機しています。お土産屋さんや薬局屋、カフェレストランなどもたくさん揃っています。 マスパロマス灯台(写真奥)の周辺の様子。ビーチを東に向かうにつれてヌーディストが増えてくる。実際には、ヌーディストというよりも、銭湯みたいな感覚で裸でいるだけの人が多いようにも見える。Faro de Maspalomas(Googleマップ)「アクセルホテル」などゲイ専用の宿泊施設も充実ヤンボセンター周辺には、ゲイ専用の宿泊施設も複数あります。ホテルからバンガローまであり、どこもたいてい、プールでくつろげるようになっています。男性専用のバンガロータイプには「clothing optional(ヌードOK)」の場所も複数あるので、好みに合わせて選べるのではと思います。 ”ヘテロフレンドリーホテル”のアクセルホテル。ホテルで有名なものだと、ヨーロッパで人気のゲイ向けホテルチェーン「アクセルホテル」もあります。売店にはアダルトグッズなども販売されており、無料のゲイ向け観光冊子もあります。水着、サングラス、日焼け止め、TENGA、ドイツ製のアナル弛緩剤などが売られている。無料のレストランガイドやゲイスポットガイドも充実。AxelBeach Maspalomas(Googleマップ)店舗情報番外編としてひとつ。ゲイ専用ホテルではないですが、さきほどゲイヌードビーチの通路として登場した「Hotel Riu Palace Maspalomas」もゲイの観光客に人気です。ゲイヌードビーチに最も近いのが理由です。ヤンボセンターからもたった2kmの距離なので、立地も良いです。Hotel Riu Palace MaspalomasHotel Riu Palace Maspalomas(Googleマップ)店舗情報さいごに:アクセス良好で英語も通じるグランカナリア空港(Aeropuerto de Gran Canaria)からヤンボセンター周辺までの距離は約30kmなので、タクシーで2〜30分でつきます。また、グランカナリア空港までは、スペイン国内以外の、ヨーロッパの複数の都市から直行便があります。グランカナリア島のタクシー。なお、スペイン国外からの観光客はドイツ・イギリス・北欧からが多く、現地の言語表記もそれに伴っています。とくにドイツ人が多く、ヤンボセンターはドイツのバカンスの好みに寄せているような雰囲気もあります。グアムなどで日本語がやや通じる感じに似ています。スペイン語・英語・ドイツ語はよくある表記。(写真は性感マッサージの広告)とはいえ、マスパロマスは海外からの多国籍な観光客に対応した観光地なので、英語はだいたいどこでも通じます。コミュニケーションの面でのトラブルは少ない場所と言えるでしょう。グラン・カナリア空港(Googleマップ)

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