どうすればいい?コロナ時代の「セックスガイド」新型コロナウイルスによって、僕たちのセックスライフは激変してしまった。セックスは感染リスクの高い行為なので、大前提として親しい人、特定の人だけにした方が良いのは間違いない。…とはいえ、1年以上の禁欲はもはや修行僧の域。そこで今回は「セックスのニューノーマル」と題して、感染リスクを減らしつつできるセックス、7つのコツを紹介したい。Sponsored by 東京都協力:認定NPO法人 ぷれいす東京イラスト :上地牧人セックス相手に「体調」を確認しようセックス前に、相手にセーファーセックス(コンドーム、PrEP、U=Uなど)について確認する人は多いはず。そこにプラスアルファとして「体調」を確認し合おう。当日、相手の体調を聞いて、何か症状(熱、せき、ノドが痛む、呼吸が苦しい、味覚がおかしい)が出ていればセックスは中止しよう。セックス前後は手を洗おうセックスの前後は石鹸とお湯をつかい、少なくとも20秒間は手を洗おう。そして、相手が家に訪れたら、まずお手洗いに誘導してあげよう。また、プレイでおもちゃを使う場合もしっかり洗って、使い回しはひかえること。マスク着用。「獣人プレイ」を楽しんで新型コロナウイルスは飛沫感染するので、キスはしない方がベター。行為中はできればマスクを着用して望もう。「マスク着用なんて…そんなセックスつまらない!!」という意見はごもっとも。そんな時は、日本のエロが誇る素晴らしい文化「獣人プレイ(ケモナー)」「覆面プレイ」を楽しんでみてはどうだろうか?今はいろんなフェチアイテムが発売されているので、好みの覆面をかぶって(中はマスク着用)で、ふだんとは違うセックスを楽しもう。ケツ舐めはひかえてケツ舐め好きなタチもいるが、特にこの時期のケツ舐めはひかえてほしい。新型コロナウイルスは便からの感染が確認されているので注意が必要だ。サイレントセックスをしようもしマスク無しでセックスする場合。激しいあえぎ声や荒い呼吸は、飛沫感染の可能性が高まるのでひかえよう。なるべく声を押し殺した「サイレントセックス」を試してみて。コンドームを付けよう新型コロナウイルスは、便、唾液、精液* から感染の可能性があるとされている。なので、アナルセックス以外でもコンドームをすることは効果的。たとえばフェラする際にコンドームを付ける、いわゆる「ゴムフェラ」は良い。(*精液からの感染事例はないが、現在疑いがあるとされている)バニラの方は「見せ合いオナニー」をアナルセックスをしないバニラの方達におすすめしたいのが、相手と同じ空間で「見せ合いオナニー」をすることだ。同じ空間にいつつ、2m離れた場所でオナニーを見せ合う。なかなかシュールな光景だが、飛沫が飛ばないので感染リスクは少なくなる。感染予防とあわせてHIV検査もわすれずに!コロナ時代のセックスは制限がとても多い。そんな時こそクリエイティビティ(創造性)を発揮しよう!覆面・獣人プレイをしたり、見せ合いオナニーをしたりと、ふだんとは違う少し変態ちっくなプレイを楽しんでみて。そして、セーファーセックスで忘れてはいけないのが、定期的な「HIV検査」だ。あの新宿の検査室が、場所を変えてリニューアルオープン!HIV検査といえば、最も有名なのが、東京・新宿にある「東京都南新宿検査・相談室」。同施設が、今年3月に場所を変えて「東京都新宿東口検査 ・相談室」としてリニューアルオープンした!同じ新宿駅の近くだが、東口側(歌舞伎町近く)に移転。匿名・無料でHIVと梅毒の検査ができる施設なので、ぜひゲイたちに利用してほしい施設。今回は、検査を受ける流れをかんたんに紹介していくよ。検査室の入り口。商業ビル内にあるから「HIV検査にいくこと」が他人にわからないので安心。受付をして申込用紙を記入。匿名だから名前や住所を記載する必要はなし。こちらが待合室。感染対策として、仕切りが設置されているのがうれしい。検査の説明をうけてから採血を行う。採血量は5cc(小さじ1杯程度)。止血ができたら終了(全部で約30分ほど)。検査結果は1週間後にわかるよ。1週間後、結果を聞きに行こう。ゲイフレンドリーな先生だから相談にも乗ってくれるよ。新宿に26年目!ゲイフレンドリーな検査室今年3月にリニューアルオープンした「東京都新宿東口検査・相談室」について、室長の城所先生に色々聞いてみた!***「ゲイの方達が使いやすい施設に」東京都が運営する同施設は、移転前から数えるとオープン26年目! 今でこそ匿名・無料のHIV検査が当たり前になったが、同施設はその先駆け。「オープン当時、この施設くらいしか常設でHIV検査をしている所がなかったので、全国から多くの方が検査を受けにきましたね。そのあと、大阪や名古屋など、全国に検査施設が広がっていきました」と先生は語る。場所が新宿ということもあり、オープン当初から多くのゲイ・バイ男性たちが訪れている。先生が、「ゲイの方達が使いやすい施設になるよう、努めてきました」と語るように、職員はHIV団体による研修を定期的に受けることで、ゲイフレンドリーな理解を高めてきたという。先生はこんなエピソードも教えてくれた。「この施設は匿名で検査を受けられるので、セクシュアリティを開示しなくても問題ないのですが、相談票でセックスの相手を「同性」に○をつける方が多いんです。自己開示をしてくれるということは、ゲイフレンドリーな場所として信頼してもらえてるのだなぁと、感じています」HIVの検査数は一時期25%に減ったゲイたちにとって、HIV検査はとても大事。しかし、昨年はコロナ禍で保健所の検査が縮小していたこともあり、HIV検査数は全国で一時期25%に下がったそうだ。「全国的には下がりましたが、この施設(以前の「東京都南新宿検査・ 相談室」)では、緊急事態宣言期間でも新型コロナウイルスの感染防止策をとりながら、閉鎖することなく開け続けていて、常に予約はいっぱいでした」「物理的に検査を受けられない状況でしたが、検査を希望される方が減ったわけではないと思いますね」HIV検査は大事なので、ぜひ1年に1回など、定期的な検査を心がけてほしい。HIVと梅毒が同時に検査できる!同施設では、HIVと梅毒が同時に検査できるのが魅力的。梅毒は感染力が高く、ゲイの中でも増えているので、ぜひ一緒に受けてほしい。また、今でこそ「無料で検査」は当たり前だが、実はとてもすごいこと。一般的な性病クリニックで検査すると、HIVと梅毒あわせて検査料5,000〜10,000円するところ、同施設ではすべて無料で受けられるのだ。都民なら活用しない手はない! HIV関連の相談で多いのは?同施設では、HIVやその他の性感染症の悩み相談が多く集まる。そんな中、最近多いのは「PrEP(プレップ)」に関するものだそう。「最近はPrEPの相談が多いですね。日本では薬が認可されていないので、使用は自己責任になりますが」「PrEPについて知りたい方への情報提供はしていますね。施設にはパンフレット等も置いています」もし、HIVや性感染症で気になることがあれば、ぜひ先生に相談してみて。無料・匿名!定期的なHIV検査は「東京都新宿東口検査・相談室」へ東京都が運営する「東京都新宿東口検査・相談室」は、HIVと梅毒の検査が、匿名・無料で受けることができる施設。JR「新宿駅」東口から徒歩10分、西武新宿線「西武新宿駅」 北口から徒歩1分の好立地。ぜひ、1年に1回は、定期的なHIV検査に行こう!東京都新宿区歌舞伎町2-46-3 SIL新宿ビル2階受付時間:平日 15:30~19:30土日 13:00~16:30*祝日、振替休日、年末年始を除く電話: 03-6273-8512ネットから予約する(匿名・無料)*ネット予約がいっぱいな場合でも、電話だと可能な場合あり*HIV・エイズについて詳しく知りたい人はこちら東京都のHIV検査情報と各施設を紹介東京都HIV検査情報WEBすぐに役立つHIVの情報サイトHIVマップ全国のHIV検査施設を探せるHIV検査相談マップ jQuery(function($){ $('.sns_share_btn03 li a').each(function(){ $(this).click(function(){ window.open($(this).data('url'),$(this).data('type')+'window','width=620,height=500,personalbar=0,toolbar=0,scrollbars=1,sizable=1'); return false; }); });}); The post どうすればいい?コロナ時代の「セックスガイド」 first appeared on ジェンクシー.