アメリカのニューイングランド地方に滞在しています、ライターのがぅちゃんです。マサチューセッツ州で人口第2位の都市でありながら、観光地としてはほぼ無名に近い都市「ウースター/Worcester」。地域の概要を説明しつつ、町で唯一のゲイバー「MBラウンジ」を紹介します。ニューイングランド地方とは「ニューイングランド地方/New England」とは、アメリカの北東部の6つの州を含む地域のこと。ニューハンプシャー州、ロードアイランド州、バーモント州、マサチューセッツ州、ロードアイランド州、コネチカット州を含みます。赤い部分がニューイングランド地方。ニューイングランドと言えば、ロブスター。@キャプテン・カルロス/グロスター(参考)おそらく最も有名なのがマサチューセッツ州であり、州都の「ボストン/Boston」は「ニューイングランド地方の首都」のようにも考えられています。日本で例えるならば、ニューイングランド地方が関西地方で、ボストンが大阪のような感じです。マサチューセッツ州(左)と、ボストン(右の赤の部分)。ボストンは……ロンドンを目指してる大阪ってかんじ…… #アメリカの街並み pic.twitter.com/8aNStJXXrm— がぅちゃんUSA (@panda_no_blog) September 3, 2020ニューイングランド地方の都市人口で最も多いのがボストンで、約69万人。この次に続くのが、人口約18万人の「ウースター/Worcester」と、人口約17万人の「プロビデンス/Providence」です。ボストンとプロビデンスは、世界的にも有名です。プロビデンスの名所「RISD Museum」。関連記事:アメリカ最小!ロードアイランド州の人気ゲイバー「ミラバー」@プロビデンスマサチューセッツ州・ウースターウースターの地図。(厳密には、ウースター郡・ウースター)マサチューセッツ州の都市であり、人口規模から2位なのにも関わらず、 海外ではあまり名前が知られていてないのがウースター。関西で例えるならば、神戸市のような立ち位置で、上に大阪市、下に京都市があるような状況(とはいえこれらは3つとも有名ですが)。 同じ地域で比較すると、どうしてもボストンが圧倒的に有名なので、わざわざウースターに行く観光客はあまりいません。ウースターに足を運ぶのは、だいたいマサチューセッツ民……というステレオタイプがなんとなくあります。冬のウースター郡の道路。ウースターは国際的には目立ってはいないものの、現地では住みよい町として人気が高い様子。政治的にもぶっ飛んた地域ではないため(マサチューセッツ州自体がリベラルな印象が強い)、地に足ついて落ち着いた生活が送れる幸せがある、といった雰囲気の場所です。アメリカ各地で盛り上がる「独立記念日」のパレードの様子。@ウースター郡ニューヨークやロサンゼルスといった、世界的に名の知れた「アメリカっぽい場所」とは違う場所なので、ある意味では、本当のアメリカが感じられる地域と言えます。ウースターのゲイバー「MBラウンジ」ダウンタウンエリアに、ウースターで唯一のゲイバー「MBラウンジ/Mb Lounge」があります。アメリカの古き良きダイブバーといった雰囲気が強い、地元のゲイたちでにぎわっているタイプのゲイバーです。MBラウンジの外観。人通りは決して多くない。客が多いのはやはり金・土の夜といった様子。自分の町にゲイバーがないゲイたちをかき集めるような形で、けっこう繁盛している印象。私の勘ですが、ハッテン目当てでムラムラしているタイプの人の気配も感じます。 バーカウンターの様子。奥にトイレがある。いちおう、MBラウンジは飲むだけのゲイバーなので、店内にダークルーム(ハッテンスペース)はありません。ただただ飲んだり、友達と待ち合わせしたり、といった感じの使い方が多い様子でした。「MBラウンジ」の位置The post ハーバード大学があるマサチューセッツ州きっての場末系ゲイバー「MBラウンジ」 first appeared on ジェンクシー.