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この10年間でさまざまなLGBTQ映画が公開されたが、その中でトップ10決めるランキングを「The Queer Review」が発表した。「ムーンライト」(C) 2016 Dos Hermanas, LLC. All Rights Reserved.このランキングでは、さまざまなアーティスト、映画の専門家、劇作家、作家、コミュニティの人物やLGBTアクティビストに10本を選出してもらい、それを元に総合ランキングを付けたものだ。以下TOP20ランキング。1 ムーンライト2 タンジェリン3 キャロル4 BPM ビート・パー・ミニット5 ウィークエンド6 ゴッズ・オウン・カントリー7 君の名前で僕を呼んで8 湖の見知らぬ男9 パレードへようこそ10 アリーケの詩11 Love, サイモン 17歳の告白12 How to Survive a Plague(日本未公開)13 ナチュラルウーマン13 Pain and Glory(日本未公開)15 キッズ・オールライト16 アデル、ブルーは熱い色16 女王陛下のお気に入り18 ブルックリンの片隅で18 お嬢さん20 Portrait of a Lady on Fire(日本未公開)20 ある女流作家の罪と罰結果をみると、史上初のアカデミー賞・作品賞を受賞した「ムーンライト」が堂々の第1位に!そのほか、最近日本でも上映された「ゴッズ・オウン・カントリー」「ウィークエンド」など、人気のゲイ映画がラインナップ。アジア発だと、唯一ランクインしているのは18位の「お嬢さん(韓国)」のみ。「ゴッズ・オウン・カントリー」</span>© Dales Productions Limited/The British Film Institute 2017映画でいう「LGBTQ」はとてもニッチな分野だったが、この数年はクオリティ高い作品が数多く登場し、アカデミー賞など賞レースに絡む作品も増えてきた。また、欧米だけでなく日本での劇場公開作品が増えたことも喜ばしい。現在は2010年から10年が終わり、2020年代に突入するタイミング。この年末年始は、この10年間の素晴らしい映画を見返してみてはどうだろうか。