米俳優のギャレット・クレイトンが、ゲイであることをカミングアウトし話題になっている。

ギャレット・クレイトンは、ディズニーチャンネルのTV映画「ティーン・ビーチ」や「フォスター家の事情」への出演、ライブ盤「ヘア・スプレー!」などのミュージカル作品への出演などで知られるイケメン俳優。
正統派イケメンながら、実際のゲイAV男優殺害事件を描いた「キング・コブラ」(2016)で、ゲイのAV男優役を熱演し、ゲイコミュニティからも人気を集めていた存在だ。
そんなギャレットは、新しい主演映画「REACH(原題)」にて、学校内でのいじめに耐えられず自殺を考える主人公を演じている。同役を自身の過去の経験と重ね合わせ、インスタグラムで長文を投稿した。
10月のアメリカ公開を前に、なぜ映画に参加したのかを説明している。
「この映画は僕個人にとって深刻かつタイムリーな内容で、みんなの人生にも大きな影響を及ぼす問題を扱っています。脚本を読んだ時に参加しなければならない作品だと感じました。僕自身、親族の自殺を経験し、高校時代に陰湿ないじめをうけていました。。また、僕の長年の恋人であるブレイク・ナイトも、それぞれ母校で銃乱射事件に巻き込まれた経験があります」
「このトピックは話題にすることさえも簡単ではなく、ずっと心に潜めていました。ただ、今回の作品が取り上げる深刻さゆえに、みんなと共有したいと思って公表することにしました。この映画を見て誰か一人でも救われるのであれば…それだけで僕が出演した価値があることだと思っています」
また文章中には、脚本家ブレイク・ナイト氏と長い間恋人関係にあることも明らかにした。
ブレイク・ナイトとギャレット
カミングアウトのみならず、親族の自殺、高校時代にうけた壮絶ないじめ、銃乱射事件のトラウマなどなど、、、自身の経験を赤裸々につづっている。
彼の投稿に、現在までに4万件近いイイねが付き、その勇気あるカミングアウトに賞賛コメントが相次いでいる。